新潟県助産師会

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令和4年度公益社団法人新潟県助産師会総会を終えて

令和4年度公益社団法人新潟県助産師会総会を終えて
 
 令和4年5月11日(水)に、令和4年度公益社団法人新潟県助産師会通常総会を新型コロナウイルス感染症による影響が続く中、昨年に引き続き対面により実施することができました。総会では、新潟県福祉保健部健康づくり支援課課長の富山順子様、新潟県福祉保健部子ども家庭課課長白沢友美様、新潟県看護協会会長の齊藤有子様のご臨席を賜りまして、ご祝辞をいただきました。また、診療の関係でご出席が叶いませんでしたが、新潟県産婦人科医会会長の高桑好一先生、新潟県小児科医会会長の奥川敬祥先生から、それぞれのお立場で県内の医療体制や政策に関すること、そして助産師や助産師会に対する篤い思いを込めたメッセージを頂戴いたしました。大変身の引き締まるお言葉でした。このように、総会を開催ができましたことに心よりお礼を申し上げますとともに、日頃より当会の活動にご理解とご尽力頂きまして、重ねてお礼申し上げます。
 総会は会員総数203名で、出席した会員数140名(内、出席45名、委任状95名)にて本総会は定款第18条による定足数を充足し有効に成立し、第1号議案から第6号議案、報告事項として、令和4年度の事業及び予算についてご承認をいただきましたことをご報告いたします。
 
 さて、コロナ禍の影響によりまして、本会の助産師活動は本来の状況にはまだ戻っておりません。
本来でしたら、会員の皆様に向けて、最新の情報と専門知識の提供、技能のブラッシュアップを目的に
対面での研修会を開催したり、母子と家族や女性への健康支援について「いいお産の日」をはじめ、訪問指導や様々なイベントを積極的に継続的に実施しているところです。また、性教育の講演や企業からの研修会の依頼も縮小または中止になっています。ただ、コロナ禍のなかでもできることを、コロナ禍だからこそできることを知恵を絞って、母子と家族、女性たちに私たち助産師の支援を届けたいと思っています。その思いを、総会資料にスローガンとして上げさせていただきました。そのスローガンに向けて、令和4年度もオンライン研修会の開催、子育て相談や産後ケア、妊活相談の実施、災害対策マニュアルに沿った実践的活動の充実、各地区における助産師活動の推進、リニューアルしたホームページの充実などの事業、さらに新規会員の加入など本会の組織強化に取り組んでまいりたいと思います。
 また、令和4年度は役員の新旧交代もご承認いただきまして、新たなメンバーで助産師会の事業を進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 
 最後に、コロナの感染症拡大防止のため、これまでのような生活にいつになったらもどれるのか予想がつきません。会員の皆様におかれましては、医療機関や地域で、日々母子と家族へのケアを継続され、最善を尽くされていることに改めて、敬意を表します。
 今後も、会員の皆様と意思疎通を図りながら、本会の発展に向け、これまで以上にご協力とご指導をいただけますようよろしくお願い申し上げます。
令和4年度5月
公益社団法人新潟県助産師会
会長 池田かよ子